ヘッドライト早期点灯研究所

調査・実験

2016年10月28日

2015年度 ヘッドライト点灯車両カウント調査を実施しました ~第2報:日の入り前の点灯率は車種別で差がある~

 

 「ヘッドライト早期点灯研究所」は、早期点灯の実施に役立つ情報の調査を行うチームです。今回は第1報で報告しました、日の入り前後の時間帯におけるヘッドライト点灯車両のカウント調査から、「車種別」等による差についてフォーカスを当てた結果をご紹介します。(第1報の記事はこちらからご覧ください
 今回は、日の入り30分前から日の入りまでの30分間に絞って比較しています。

また、今回は車種別での検証となるため、以下の分類にて調査を行っています。

普通車と軽自動車におけるヘッドライト点灯率の比較 (日の入り30分前から日の入りまでの30分間)

まずは普通車と軽自動車の点灯率について比較してみます。

この30分間でのヘッドライト点灯率は普通車が14.9%、軽自動車が5.2%でした。
二群の比率の差の検定では、有意水準が1%で有意でした。
つまり、普通車は軽自動車よりもヘッドライト点灯率が高かったということがいえます。

営業用車と自家用車における点灯率の比較 (日の入り30分前から日の入りまでの30分間)

次に、営業用車と自家用車の点灯率について比較してみます。

この30分間でのヘッドライト点灯率は自家用車が11.4%、営業用車が25.8%でした。
二群の比率の差の検定では、有意水準が5%で有意でした。
つまり、営業用車は自家用車よりもヘッドライト点灯率が高かったということがいえます。

乗用車と貨物車における点灯率の比較 (日の入り30分前から日の入りまでの30分間)

最後に、乗用車と貨物車、バスと車種をより細かくして比較してみました。

この30分間でのヘッドライト点灯率は乗用車が14.3%、貨物車合計(小型貨物車+普通貨物車)が3.4%でした。
二群の比率の差の検定では、有意水準が1%で有意でした。
つまり、乗用車は貨物車よりもヘッドライト点灯率が高いと言えます。

ヘッドライト点灯率の差

今回は調査結果を「車種別」等の切り口で見てみました。
意外にも車種によってヘッドライトの点灯率に差が出た結果となりました。
理由を断定することはできませんが、たとえば普通車や乗用車の装備によっては、
オートライトシステムが搭載されていることが多く、
その結果、点灯率が高いという結果になったのかもしれません。

また、営業用車は業界として推進していたり、職場での教育が行き届いているといった事も考えられそうです。

次回第3報ではスモールランプについてご紹介します。
クルマを運転する方はオートライトの活用と早めのヘッドライト点灯を、
歩行者、自転車の方は明るい色の服装や反射材の着用を実践してみませんか?

※調査概要について※
○調査方法:
・日の入り60分前から日の入り30分後の合計90分、「総通行台数」、「ヘッドライト点灯車台数」、「車種別」、「自家用/事業用」を測定
・測定箇所において、定点観測調査を実施。ビデオ撮影を実施し、その映像を見ながらカウント
○調査実施日:
・2015年10月20日(天気:薄曇後晴 日の入り:17:01)
・2015年10月22日(天気:晴一時曇 日の入り:16:59)
○調査地点:神奈川県 市道 横浜逗子線栗木(横浜市磯子区栗木1)下り線(2014年と同じ調査地点)
国土交通省が平成22年に実施した全国道路・街路交通情勢調査(道路交通センサス)の実施地点から選定
○調査実施:株式会社サーベイリサーチセンター

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