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2018年10月09日

反射材で交通安全グッズをつくろう!「〜親子で楽しむ交通安全〜キラチュウをさがせ!」を開催しました!

交通事故の多い時間帯は、夕方の4時〜6時。クルマは、見るためだけでなく、見られるための光を。そして歩行者も、クルマから見られるための工夫を!
ということで、秋の全国交通安全運動期間中の9月23日(日)は、日産 グローバル本社ギャラリーにて、「〜親子で楽しむ交通安全〜キラチュウをさがせ!」を開催。身に付けるのが楽しくなる交通安全グッズをつくり、日頃から交通安全を意識する重要性について学びました!

ワークショップは、13:00〜と15:30〜の2回、未就学児から小学生とその保護者を対象に開催し、両方とも受付開始からすぐに席が埋まり大盛況!合計で60人の子どもたちにご参加いただきました。

司会の鈴木まひるさんが、「暗くなり始める日の入り前に交通事故が多くなること」を子どもたちに説明し、「交通安全グッズを身につけて、クルマから見つけてもらえる工夫をしましょう!」と呼びかけて、ワークショップがスタート!

キラッと光る交通安全グッズ「キラチュウ」をつくろう!

「キラチュウ」とは、木材と反射材を組み合わせてデザインされた、光を当てるとキラッと光る交通安全グッズのこと。キラチュウを身に付けることでクルマから見つけられやすくなり、交通事故を防ぐことができるのです。

実はこのグッズ、昨年おもいやりライト事務局が徳島県の神山町を訪れた際に、現地で活動するデジタル工作工房「Kamiyama Makerspace」の皆さんにおもいやりライト運動を一緒にやりましょう!と呼びかけたのがきっかけで生まれたもの。後日、神山スギと反射材をつかった交通安全グッズを提案していただいたのです。

今回のワークショップでは、反射材は賛同パートナーである、一般社団法人日本高視認性安全服研究所さんから提供頂き、講師にはキラチュウの産みの親である「Kamiyama Makerspace」から、本橋さん、藤本さんをお招きし、子どもたちにつくり方をレクチャーしていただきました。

キラチュウのつくり方は比較的簡単で、未就学児でも保護者の手を借りながらつくることができます。虫の形に切り抜いた神山スギの板に反射材を挟み、糸で固定して完成です!赤と白のコントラストが美しい神山スギのいい香りが、会場中に広がっていました。

キラチュウをよく見てみると、蝶々やカナブンなど見慣れた虫のほかに、見たことのないおもしろい虫がたくさんいます。実は小学生の子どもがいるメンバーが学校に働きかけて、授業の一環で虫の絵を描くワークショップを開催し、人気投票により選ばれた虫が「キラチュウ」としてデビューしたのだそうです。

キラチュウをつくったあとは、実際にクルマのヘッドライトでどのように光るのかを確認しました。キラチュウに光を当てると反射材の部分がキラッと光り、子どもたちからは「キラチュウが光ったー!」と歓声が上がりました。

暗闇の中でキラチュウをさがせ!

いよいよ第二章。子どもたちとキラチュウを探しに出かけます!NISSANホールに場所を移し、ライトを片手にキラチュウ探しに挑戦です!

薄暗くセッティングされたホールの中は、グリーンの照明に虫の声が聴こえ、まるで森の中にいるようです。このBGMの虫の声、実は神山町で録音されたもの。夏の終わりを知らせる虫の声と、阿波踊りの鳴り物の練習をしている音が混ざって、とても良い雰囲気をつくりだしていました。

子どもたちからは、「1匹ゲット!」「2匹ゲット!」と声が上がり、キラチュウ探しは白熱!
虫取りカゴや網に、たくさんのキラチュウを捕まえていました。
そして、ホールで見つけたキラチュウから1匹を選び、自分がつくったものと併せて2匹のキラチュウを持ち帰ります。
「みんながキラチュウを見つけたみたいに、キラチュウを身に付けるとクルマからみんなのことを見つけやすくなるから安全なんだよ!」とまひるお姉さんが締めくくり、ワークショップは終了したのでした。

このワークショップを通して、「ドライバーが歩行者を見つける重要性」と、「歩行者がクルマから見つけられる重要性」を少しでもわかっていただけたら嬉しいです。
ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました◎

参加した感想

今回のワークショップには、普段から日産 グローバル本社ギャラリーに足を運んでいただいている方や、通りすがりの方など、さまざまな方にご参加いただきました。
ワークショップに参加した方からの感想を紹介します!

「横浜にお出かけしようと思ってイベントを探していたら、インターネットでこのワークショップを知りました。反射板の重要性について知る良い機会になったと同時に、これまで義務的につけていた反射板を、楽しみながらつけられるのは新鮮だなと思いました。
楽しかったらしく、子どもも大満足です。また、イベントが整理券制だったので、長時間並ばずに済んでよかったです。」

「たまたま通りがかりで、子どもがやりたい!と言ったので参加しました。クルマが好きなので、ここのギャラリーは子どもとよく来ます。
子どもが幼稚園で交通安全について習うので、日常生活では親が子どもに教わることも多いと感じています。このようなイベントに参加することでも、改めて交通安全の重要性について知れるので、とても良い機会だと思いました。」

Kamiyama Makerspaceの本橋さんと藤本さんからも、感想をいただきました!
「初の出張ワークショップということで気合十分で挑みました!参加した子どもたちの反応もよく、こちらのレクチャーをじっと集中して見てくれたのでやりがいがあってよかったです。つくり方を共有すれば全国のFabLabでも展開できるので、これからキラチュウを広める方法を検討できればと思います。」

ワークショップギャラリー

最後に、ワークショップの様子を写真でご紹介します。
ご参加くださった皆さま、ありがとうございました!

いかがでしたか?もしよければシェアして早期点灯の話題を広めてみませんか?

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