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2012年12月07日

11.10「いい点灯の日」早期点灯大作戦!! イベントレポート2

夕方4時のおもいやりライトアクション!!

このレポートは2つに分けてご紹介しています!レポートその1はこちらから…

「いい点灯の日」早期点灯大作戦のクライマックスは、なんといっても夕方4時のおもいやりライトアクションです! 全国から集まってくださった参加者が、横浜・みなとみないエリアの歩道から行き交う車に「ヘッドライトを早めに点灯しよう」と訴えるメッセージボードを掲げ、早期点灯を呼びかけるアクションです。

車に声をかけること、やっぱり最初は少し恥ずかしいのです。アクションポイントに到着し、車道に向けてメッセージボードを掲げても、おもいやりライトタイムの夕方4時には、まだまだヘッドライトを点灯してくれている車は多くはありません。ドライバーさんの中には「まだ明るいのになんで?」とでもう言うかのように、ちょっと不思議そうな顔をする方も見受けられます。

すると、タクシーのドライバーさんが「パッ!」とライトを点けてくれました。おもいやりライト運動のことをどこかで知っていてくれたのかもしれません。参加者にとって、このライトの点灯が飛び上がるほど嬉しいのです。ドライバーさんにお辞儀をしたり手を振ったりして、〝ありがとう〟を伝えます。一台の車がヘッドライトを点灯してくれるごとに、参加者の心にも暖かいライトが「ぽっ」と灯るよう。

ライトを点灯してくれる車が増えるごとに、呼びかける参加者のテンションも徐々に上がっていきます。もっと点灯してくれる車を増やそうとボードの見せ方を工夫したり、恥ずかしいかった気持ちが掻き消えていくようです。だんだんと日が暮れてほとんどの車がヘッドライトを点灯した時間には、一仕事終えた気分でした。

おもいやりライト運動を伝えること、ライト点灯の大切さを実感

実際に路上に出て、おもいやりライトタイムにヘッドライトの点灯を呼びかけるということをしてみると、気がつくことが本当に多いものです。夕方4時にヘッドライトを点灯しているのは、タクシーやトラックなどの業務上点灯が奨励されている車、もしくは暗くなると自動でライトが点灯するシステムを搭載している車種などで、全体でみると非常に少ないのです。

イエローのTシャツを着て「ヘッドライト点けてね〜!」と笑顔で呼びかける参加者を見て、関心を持ってくださったドライバーさんでも、「わかったよ〜」と、スモールライトを点灯してくださった方も多くお見かけしました。おもいやりライト運動が伝えたいのは、「見るためだけではなく、見られるための灯り」。周辺にいる人に車の存在を知らせるための灯りなので、点けて欲しいのはヘッドライトなのです。そのことをもう一歩、どうやって伝えていったらいいだろうと考えさせられました。

そして、おもいやりライトアクションは、まだまだ明るいと感じるおもいやりライトタイムでも、ヘッドライトを点灯している車と、点灯していない車の「見え方の違い」を、参加者が体感することができる時間でもありました。歩道から見え方の違いを実感することで、この日参加してくださった方は夕暮れ時に「まだ明るい」と感じても、きっと忘れずにヘッドライトを点灯してくれることでしょう。

おもいやりライトシャルソンの報告パーティーで交流

シャルソンで街を楽しみ、夕方からはヘッドライトの早期点灯呼びかけに貢献した参加者は、クイーンズサークルに再集合して報告パーティーに向かいました。おもいやりライトシャルソンのクライマックスはこれからです。日本全国から集まってくださったシャルソニスト達が思い思いに交流し、その日にあった事を報告しあいます。今回のシャルソンでは、こんな方々が表彰されました!

「走った距離の長さNo.1」
「車のヘッドライトをつけることに貢献したNo.1」
「横浜の経済に貢献した(お金を使った)No.1」
「遠かったで賞(一番遠い所から来てくれた人)」
「一番面白い体験をしたで賞」

賞品は、おもいやりライト運動の4コマ漫画にもなった、横浜ご当地キャラクターのブルーダル君グッズセット、横浜野菜セット、おもいやりライト運動を紹介する美しいムービー「Omoiyari Light story Yokohama」 を制作してくださった森日出夫さんのカレンダーと鬼武みゆきさんのCDなどでした!

それに加えて、前回のおもいやりライト運動会議で発表された、住友スリーエムとおもいやりライトのコラボで誕生したオリジナルポストイットを、参加者全員にプレゼントして頂きました。

たくさんの笑顔が生まれた日。「いい点灯の日」早期点灯大作戦!!

笑顔になった人の数だけ、成功の実感を持つ事のできる「いい点灯の日」早期点灯大作戦!!ですが、おもいやりライト運動の道のりはまだまだ。おもいやりライトアクションをするまでもなく、夕暮れ時には当たり前にヘッドライトが点灯される社会になるまで続きます。おもいやりライトシャルソンも、おもいやりライトアクションも、さらにアップデートしてパワフルに活動していけば、願っている未来に社会が追いついてくるはず。歩道から「ヘッドライトを点灯してね!」と呼びかけていた参加者の姿がそう約束してくれているように感じます。できることから少しずつ、まずは自分から始めてみる。そんな形でおもいやりライト運動を継続していくこと。そこからまた、次の展開が生まれるのです。

いかがでしたか?もしよければシェアして早期点灯の話題を広めてみませんか?

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