ヘッドライト早期点灯研究所

調査・実験

2018年08月29日

早めのヘッドライト点灯で運転マナーもアップ!?

「ヘッドライト早期点灯研究所」は、早期点灯の実施に役立つ情報の調査を行うチームです。
今回は、「気になるアレを大調査!するニュースサイト しらべぇ」が“運転マナー”に着目し、「日本人の運転マナー」アンケートと「外国人から見た日本人の運転マナー」インタビューを行った記事を元に分析を行います。

記事中では、イギリス、タイ、アメリカとそれぞれの国での運転マナーや、日本の印象など興味深い内容だけでなく、
意外にも、アンケートで見えてきた、日本の方の運転マナーの意識と「車についての危険を感じたこと」を見比べると
まだまだ運転マナーをアップすることが出来そうな印象を持つ結果が現れました。

> 記事はこちらよりご覧ください(新しいウィンドウで開きます)

今回の記事では、このアンケート結果をもう少し深掘りしてみようと思います。

クルマについて危険を感じたことはヘッドライト点灯に関連する?

まず、「無灯火の車に気づくのが遅れるなど、「車についての危険を感じたこと」が過去にありますか?」という質問を自由回答でもらいました。
回答では、詳しい状況までは記載されていないものもあるため、
こちらで状況を予測し整理・分析を行ったところ、以下の状況下での「危険を感じたこと」に分類することができました。

・クルマの運転中と思われる状況 88件
・自転車・バイクの運転中と思われる状況 54件
・道を歩いている時と思われる状況 38件
※調査方法:インターネットを通じて日本全国の自動車免許を持っている20代~60代の男女300名に調査
※「危険を感じたこと」に複数の状況が想定される場合、それぞれの状況に件数を加算

 

それぞれの状況での回答をいくつか抜粋してみました。

自動車、自転車・バイク、道を歩いている時とそれぞれの状況で、早めにクルマのヘッドライトの点灯をすると防げそうな事はかなりあるという印象を持つ結果となりました。

見られるためにもなる光。日の入り前の早めのヘッドライト点灯は「ヒヤリ」を防ぐ!

合わせて、「ヘッドライト点灯は、道を照らすだけでなく、「周りの歩行者、自転車に気づいてもらうためにも使われる」ということを知っていますか?」という質問もしてみました。

94.3%の方がヘッドライトが周りに自分のクルマの存在を知ってもらうという認識がある、
かなり高い結果が出てきました。
運転中の状況に応じてヘッドライト点灯を活用していきたいですよね。

また、「日の入り時よりも日の入りの少し前からヘッドライト点灯をしていたほうが「交通事故は起こりにくくなる」と思いますか?」
という質問も調査しました。

すると、「そう思う」と「やや思う」という方を入れると多くの方が意識しているという風にも読み取れますが、
「そう思う」だけを見ると47.7%と、先ほどの回答よりも大幅に少ない状況が見えてきました。
ヘッドライトを点灯しようと思う時間帯は、日の入り前はまだ早い。という認識があるのかもしれません。
しかし、前述の「車についての危険を感じたこと」を見ると、早めのヘッドライトの点灯で防げそうな事も多く上がっている事も事実です。

 

上記の結果を見比べてみると、
ヘッドライトが果たす役割については認識しているものの、
意識としては、実際に点灯するタイミングが日の入り時などの遅い時間帯に点灯する事で
クルマが周りの人に気付かれず、今回アンケートに書かれた「危険を感じたこと」に繋がっているのかもしれません。

おもいやりライト運動では日の入りの30分前にヘッドライトを点灯することで
今回アンケートで上がってきた危険を感じることを少しでも減らすことができると考えています。
『日の入り時よりも日の入りの少し前からヘッドライト点灯をしていたほうが「交通事故は起こりにくくなる」』という意識がもっと広まるためのアイデアも募っています。

日の入り30分前のヘッドライト点灯、ぜひ実践してみてくださいね。

※調査方法
気になるアレを大調査!するニュースサイト しらべぇが、
インターネットを通じて日本全国の自動車免許を持っている20代~60代の男女300名に調査

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